フランス直行便  
ちょっとしたフランス案内です 

★ グランド・アルメ通り案内 ★

 

シャンゼリゼ通りは、パリに滞在するなら誰もが歩く大通り。だけど、凱旋門を通り越してシャンゼリゼ通りの延長上、国際会議場のあるポルトマイヨまでの大通り、ラ・グランド・アルメ通りをじっくりと歩いた人は意外と少ないのではないでしょうか。実はこの通りには、モーターファンには嬉しい、バイクショップや自動車メーカーのショウルームが集中していて、シャンゼリゼ通りとはまた違う意味での魅力が隠されているのです。ここではシャンゼリゼ通り同様、凱旋門の美しい姿を正面?から見ることが出来るラ・グランド・アルメ通りをご案内しましょう


               

上の写真にありますように、凱旋門を境にしてシャンゼリゼがラ・グランド・アルメ通りへと名を変えます。
凱旋門を背にすると遠くに新凱旋門が見えます。凱旋門ビューのカフェもここだと結構空いていたりします。



凱旋門を背に、グランアルシュ(新凱旋門)や国際会議場の方向に進むとすぐにカフェが目に飛び込みます。右の通りには庶民的なカフェ・ル・クリスタル、通りを挟んだ正面は洗練されたカフェ・レストランのラ・グランド・アルメです。
ル・クリスタルは、誰でも気軽に入れる雰囲気で、夏場のテラスは凱旋門を眺めながら、冬場はウィンドウサイドの席でゆっくり通りを眺めながら休憩できる所です。シャンぜりぜが込み合っているときには良いかも知れませんね。いっぽうのラ・グランド・アルメは、紳士淑女が頻繁に出入りしていて、やや入りずらい雰囲気なのですが、料理も飲み物も当たり外れがなく、特に夜はきっちりとした食事も取れるカフェです。某有名プロデューサーが関わっているのが、その雰囲気から感じ取れます。


               

左上の写真はポルトマイヨのレストラン・コングレ。人気のシーフードレストランで、冬のカキがお勧め。
個人経営のモーターショップが並ぶ様子はなんとなく下町っぽい雰囲気。最近はお洒落な店も増えています。


61番地には高級惣菜店の支店があり、マドレーヌ界隈で混雑に苦しめられずに、お土産などを気軽に購入出来てしまいます。暖かい日にはお惣菜を購入して近くの公園でランチもいいですね。この辺りからポルトマイヨ駅まではモーターショップが集中しています。FIATのショールームは大規模で見ごたえがありますし、バイク専門の小さな店舗も軒を連ねています。ハーレーはもちろんのことホンダやスズキなど日本のメーカーも奮闘しています。それらを眺めながらポルトマイヨまで来ると、シーフードとステーキが美味しいレストラン・コングレがいつも賑わっています。目の前の高層ビルはホテル・コンコルド・ラファイエット。ショッピング・モールにはお洒落なカフェも入っていますので歩いた疲れを癒しながら軽食を取ることも可能です。結構地味に思えて、面白い所もたくさん隠れている・・・。そんな印象のグランド・アルメ通りを一度歩いてみませんか?